2019-01-01から1年間の記事一覧

レッツゴー最高の人生その1

2018年12月23日、登坂広臣さんによって「最高の人生」という概念がもたらされた。それを受けて人生に向き合うと宣言したものの、具体的に何をすればいいか見当もつかない。ほしいものがなかった。会いたい人も、食べたいものも、行きたい場所もない。推しに…

雑感集2019

ふせったーに置いた2019年の感想の転記です。 パンとバスと2度目のハツコイ ふみの恋愛観を理解できない初恋の人として健二郎さんがキャスティングされてるのはよかった。たもつだって世間からしたら不可解な愛をやっているのに、ふみの考えばかりがわからな…

あなたを知っていく物語/プリロワと綾小路葵

あらすじ 現実に疲れたわたしは気を紛らわすため、リリース時にDLしたもののチュートリアルも読み切れず一度諦めていたプリロワを真面目にプレイすることにした。 ※プリロワと綾小路葵(と時々さのれおくん)についてとりとめなく書いたメモです。 ※個別スト…

「きみと、波にのれたら」はラブストーリーではない

公開初日のレイトショーにいそいそと足を運んだわたしは、うっすら後悔しながら打ちひしがれていた。「きみと、波にのれたら」が恋愛を主題とする物語であるならば、あまりにも救いがない。わたしは自分の薄弱な心を守るために断言する。これはラブストーリ…

無題もしくは詩について/映画「この道」を観た

かつて、歌のテストというものがあった。音楽準備室にひとりずつ呼ばれ、先生とマンツーマンで課題曲を歌うあれだ。学生時代は歌うのが好きだったけれど、そういう場面で褒められたのは2回だけ。ひとつは、中2のときの「赤とんぼ」。もうひとつは、高1のとき…

恭介というひとりの人間/「去年の冬、きみと別れ」を観た

一度予告を目にしただけで他に前情報を入れずに、軽い気持ちで「去年の冬、きみと別れ」を観はじめた。前半は相当消耗したのだけれど、後半に入ったらいつのまにかすべては終わっていた。種明かしの直前にそういうことか!と叫んだし、しかも自力でわかった…