ファンクラブに入った話

下記のツイートに関するブログは既にこの世に2万件は存在すると思われるが、わたしにも書かせてほしい。
48時間前に聞いてからこのフレーズが頭から離れないのだ。

 

一生役者やるから 一生ファンでいて

こんなこと言えるか? 一生役者やるはまあ個人のことだから生涯現役という表明をする人はいるだろうが、一生ファンでいて? マジで言ってる?

わたしには若手俳優の推しがいる。いや、現場に無条件では行かず内容で選別するようになってから長いし、推しと言っていいかどうかもうよく分からないのだが、このブログで推し(若手俳優)と書いているのは常に同一人物だ。わたしを導いてくれた光、感想を書く楽しさを教えてくれた大事なひとだ(heavy)。

若手俳優を推すことの、少なくともスタートラインに立っていた日があった。そういう日々を思い出す。言われたかったような気がするんだよね、ファンでいてって。離さないって言ってほしかったような気がする。

それから、もし彼のファンとしてこの曲を聞いていたら、どんな気持ちになったんだろうって想像する。そりゃあ1ヵ月半前の動画にたどり着く程度には彼に興味を持っているわけだけど、聞いた時点では部外者なのだからそれは分からないことだ。でも考えてしまうし、夜眠る前や朝起きた後や何かに手をつけようとするときについ「一生役者やるから…」とポエム調でツイートしてしまう。迷惑。

刀ミュを履修中の身として彼の存在は知っていた。鼻リコーダーの人。あとWikiを読んだら1回だけ現地で舞台観てた。彼のシーンではないものの、演出について納得できない点があってブチ切れた思い出の作品だった。それのせいでどんなお芝居をしていたかは覚えていないのだが…。

今日は彼がゲスト出演した某バレンタインイベントの配信を視聴した。白状すると、その前に幕末天狼傳2020のドキュメンタリーを観て12リットル泣いたので、楽しい気持ちになりたくて2部の方のアーカイブを買いました。(この状況下での舞台を知る意味でも、キャス変を経験した者にとっても、非常によいドキュメンタリーだった)

イベント、面白かった。MCできてすごい。話しぶりがやさしい。ライブパート終わった後、本気で反省した顔で戻って来ていい子なんだなと思った。人のイベントに出てはファンをぶんどろうとするという逸話は聞いてたけど、ほんとにやっててウケた。

ウケながら、今だ!って思った。配信のカメラに向かってFCに入るように言われたからっていうこのタイミング、いいじゃんって思った。思ったら止まらない。

そういうわけでFCに入り、ファンになった。さっき写真集も注文した。この人のファンになったら絶対面白いという確信とともに。若手俳優を見つづけることは楽しいって、もう1回思いたいのかもしれない。