RELIVING!1日目を終えて、そして決意表明

MAMORU MIYANO COMEBACK LIVE 2021 ~RELIVING!~ 開幕おめでとうございます。STAGE01を映画館で、STAGE02を配信で観てきました。

ほんとは今日の夜公演観る予定なかったんだよね。でも昼公演観たら、1日2本もライブ観て体力は大丈夫なの?とか、今月のチケ代総額を言ってみろ!とか、理性の声なんてぜんぜん聞こえなくなって、ふぁーって家帰って配信チケットを買ってた。そういう衝動って欲しいと思って手に入るものじゃないじゃない。だから本当に嬉しい。夢中になれることが。夢中にさせてくれることが。

冒頭からあんなふうにこれまでの歩みを見せられたら泣きたくなっちゃう。OP映像のあとに現れたチームマモのシルエットがヒーローみたいで、来てくれたんだって思った。STAGE01なんかもうマモが胸いっぱいになってしゃべれてなくて、声詰まらせながらMILESTONEを歌って。今日が来てくれてよかった。

実は今日までひとつだけ気がかりなことがあって。わたしはLIVING!の中止を経験していないファンなんです。マモとチームマモとファンのみんなが作ってきたマモライにさっき到着したばっかりなんです。疎外感とか引け目とかそこまで強い言葉を使ったら大きすぎるんだけど、いいのかなっていう小さい不安。マモはぜんぜんそんなこと言ってないんだよ、なんだけど、これは乗り越えてきた人たちが獲得したライブなんだってどっかで思ってた。

でも実際始まったら、このライブは道標だってマモが言って。ラジスマでも言ってたけどね、あんまりイメージできてなかったんだと思う。今日聞いてやっとすとんと落ちてきた。しかもそれはみんなで作るものなんだって。ああ、わたしも今から入っていいんだって思った。だから本気で参加した。ペンライトを振って拍手して座席に座ったまま主に心で踊り狂った。楽しかったなあ。とても。

舞台の話をしたり、うらみちお兄さんの劇中歌をうたったり、雅くんを匂わせたり、極めつけはまさかのうたプリアニメ10周年にかけてアンコールにオルフェを選んだり、アーティストとしてだけじゃなく、全部のマモを詰めこんでくれたんだなって思った。

中でもいけてるお兄さんが来てくれたのが本当に嬉しくて。ブログ書くたびにこの話して恐縮なんだけど、今年の夏も仕事がつらく、特に7月がつらく、朝強いほうなんだけど重力倍になったか?ってくらい起きられなくて、そんなんだったからうらみちお兄さんにどストライクで共感して異様なほど爆笑しながら毎週アニメを観てた。でも終わっちゃったじゃない、9月で。ああもういけてるくんのよいこのみんなーーー♡が聞けないんだなって、少し寂しかったんだよわたし。こんなに早く再会できるなんて。ありがとね…。

ライブアレンジも最高だった。LAST DANCEの“えろーい”アレンジと、Beautiful Nightのアコースティックバージョンが特に好き。それから、STYリミックスのPOWER OF LOVEの間奏で水音が鳴るところ。生きてる!って思ったから…。一刻も早く手元でリピートしたいのでライブアルバムの発売を待ってます。よろしくお願いします。

STYリミックスといえば1日2公演ある中で後半にダンスリミックスを置いて、マイク離してあんなに踊る構成にするなんて化け物ですか? いやコンパクトな時間内でこれまでに勝るとも劣らないパフォーマンスをっていうマモの気持ちの表れだよねえ。ありがとう…。

アンコール前の透明の演出とカメラワークえぐかったよね。有観客ライブでマモがこれを歌うっていう時点でものすごく意義のあることなんだけど、ステージの奥に星屑みたいな細かい白いライトがたくさんきらめいていて、見とれていたらステージから客席を映すカメラの映像に変わったでしょ。MVでは無人だった客席にファンがいて、ペンライトが揺れてるの。ステージの光が客席とつながって一体になったみたいだった。泣くわそんなん。遠くない未来でみんなで一緒に歌いたい。そして願わくばそこにいたい。マモが託した希望が実現するところに立ちあいたいよ。大事な夢のかけらを持ち帰ってきてしまった。

マモのエンタメに対する思いって、言葉は違うけどわたしもそう思うってことばっかりなんだよね。こんな人が、自分と同じ思いでこんな行動力で進んでいってくれるんだよ。絶対ついていくよ。そしてわたしも自分ができることをするよ。マモみたいに直接的なことはできないし、小さなことかもしれないけど、する。その決意表明のつもりで急いでブログ書いた。

 

 

特に締めとかないんだけど、まとめる機会を失っていたSTREAMING!の感想(映画館から帰ってきてTwitterにばーって書いたのを誤字脱字直して段落つけたやつ)を置いて終わりにします。明日もあるしね!


STREAMING!楽しかったです。冬の夜にさっと出かけてぽっとあったまってふわふわ帰ってくるのにちょうどいいライブだった。マモを見ながら、巨大なゴールデンレトリーバーの弟がいたらこんな感じかもと思った。
映像の質感がMVみたいというか、生配信じゃなくて精緻な映像作品みたいな感じだったんだよね。オープニングのバンドのチューニングなんか別撮りかと思ったもん。スタジオにクレーンカメラ2台?とレールのカメラ1台?と曲に合わせてカメラマンが入るし固定カメラはもっとあったはず。
照明の演出もステージに引けを取らないって思った。歌番組めっきり見ないから今は当たり前なのかもわからないが。それでいてスタジオだし衣装もかっちりライブアーティストって感じじゃなくてラフでスポーティな感じで、宮野真守のテリトリーに迎え入れられているような感覚だった。会場に集合!って別々の場所からファンとマモがやってきたんじゃなく、マモのフィールドに遊びに行くような感覚。
バラエティコーナーと題して、ハッシュタグのコメントから即興でセッションを始めて歌詞つけて歌うってのがあったんだけど、「お酒開けちゃいました」から酔ってもいいから一緒に飲もう、君を愛してるって名作バラードが誕生してすごかった。音楽やってる人だ…と思った(音楽やってない人の感想)。
マモの存在の仕方がどんどん切り替わるのが面白かったんだよね。MCしてる素に近い振る舞い、かわいい歌をやるときのアイドルのきらめき、曲の緩急に合わせて全身で歌うステージアクターっぽい体の使い方、かと思うと間奏でバキバキのパフォーマーみたいに踊る。何年見てても飽きないだろうなぁ。