カルナイのことがこんなに好きだったんだ

カルナイファンの者です。担当はカミュです。
プリライ7thステージに1日目をライビュで、2日目を配信で参戦しました。
カルナイの話をするためにブログを書いています。

カルナイが好き、カルナイの音楽とハーモニーが好き、カルナイの4人が好き、何よりうたプリのライブが大好き。だからプリライを観ない選択肢はなかったんだけど、あんまり心の準備はしていなかった。前日になって少し考えたけど、3人のカルナイなんて想像できないわけです。すんなり受け入れてしまう自分がいたらそれは怖いことだし、かといって気持ちがぐちゃぐちゃになってしまうのも怖い。漠然と不安を感じていた。

7thステージがはじまってST☆RISHが出てきて、ああこれこれ!になったし、うたプリファンと同時にマモファンでもある自分は今日マモビジュよすぎない?と現金にも大喜びです。一瞬これから待ち受けていることを忘れるも、カルナイのロゴが大写しになってすぐ思い出した。

TWIMのアカペラからはじまるの、あまりにも鬼畜すぎないか。だっていちばん4人であるべきところだよ。そこからもう涙が止まらなくて、サーベル持って踊っている…マジLOVEキングダムの演出だ…というのはうっすら感知しているものの、情報がぜんぜん入ってこない。もうダメかもって思った。モニターに4人のメンカラのダイヤのモチーフが出るところとかもう泣き崩れてた。こんなんもう絶対忘れられない日になっちゃうよ…(茶化さないとやってらんない)。

次のHE★VENSで、欠席のナギの黄色のリングライトを6人がつけて出てきて、それにAメロぐらいで気付いたんだけど、そこでまた涙腺が決壊してしまって。すごくつらい言い方になってしまうけど、言葉を選ばずに言えば、ああ蘭丸はそういうこともしてもらえないんだって思ってしまった。いや、わかってるよ。リングライトHE★VENSだからできることなんだって。あの7人の特別な仲の良さがあるから、みんなで一緒にナギを背負えるんだよね。カルナイは違うもん。絆はあっても友達でも家族でもないから。HE★VENSとの差を責めるつもりなんてぜんぜんない。それでも、蘭丸の不在を黄色のリングライトが強く感じさせた。

カルナイパートに入って、DONは初披露だったせいもあってあまりつらくならなかったものの、いつもならかっこいいパフォーマンスを一緒に作ってくれるダンサーズがいることで、ステージ上に3人しかいないことを感じた(何を見ても今日は3人だけという事実につなげてしまう心境)。ここからソロ曲が続いたあと、森久保さんがなんかしゃべってるからMCかな?と思ったらよく聞くと後ろで聞き覚えのあるベースが…、流れていて…、森久保さんが…、ダンシンなナンバーを…、やろうかなとか言っていて…、それがようやく理解できた瞬間に号泣だった。大の大人がライビュ会場で人目もはばからず号泣だよ。嗚咽が抑えられなくて顔なんかもうぜんぜん上げらんなくて、初日はパフォーマンスをしっかり見れていなかった。スタンドマイクにスポットライトが当たっててさ。いつものONLY ONEのあのサビの振りを森久保さんと蒼井さんと前野さんが踊ってるの。大サビでマイクがちゃんと下のセンターに降りてきてて。ずっと泣いてた。

2日目、家で気持ちを落ち着けてONLY ONEに臨んでようやく気付いたんだけど、スタンドマイクがポップアップで上がってくるときにマイク前の視点のカットが使われてたのね。蘭丸の視点だよ。メトドのこの光景を、蘭丸に見せてあげられたんだよ。それがすごく嬉しくて。こういう演出にしてくれたスタッフさん、本当にありがとうございます。現地だった方は円盤で一緒にワインレッドの光る草原を見ましょう。

初日のスタリパートが終わったあとに、あっソロ曲ないんだってびっくりした。この話は本当にセンシティブなんだけど、カルナイだけある種特別にソロ曲を歌わせてもらっているように見えた。でも今回は、蘭丸のために他の3人がソロ曲をパフォーマンスしたんだよね。あの間にグループの新曲を2曲か3曲か歌えたかもしれない。けどしなかった。3人とも他の曲でもけっこう振りついてるのに(特に蒼井さんはUDUがあるからずっと踊っているし)、それでもなお振り盛りだくさんでパフォーマンスしてくれた。ソロ曲じゃないと蘭丸をあそこまでくっきり見せられないから。

MCパートでも、最後のご挨拶の方でも言ってたと思うけど、森久保さんがカルナイ4人とぼくらっていう表現をずっとしてくれてて。ランランもいるからねっていうのをしっかり言葉にしてくれたのがすごく安心した。やっぱカルナイの危機をつないでくれるのは嶺二くんだって思ったし、改めて森久保さんが嶺二くんでよかったなって思いました。

MCでようやく落ち着いてくるも、MC明けの曲がKIZUNAだったことによってまた決壊。ただでさえビチョビチョなのに、嶺二くんの助手席…ファンには絶対見せないカミュの嫌そうな顔…藍ちゃんのやれやれ顔…そして2Aで嶺二くんが一緒に歌ってくれてるのがすごくよく分かって、まさか蘭丸が見ている世界をこんなふうに感じられると思わなかったから嬉しかった。3人の努力ももちろんなんだけど、演出ってこんなにも一人のアイドルの存在を色濃く形作れるものなんだって心底感動した。ありがとうございます。

KIZUNAのいちばん最後の一連のフレーズって、4人でステージの真ん中にこちゃっと集まって、ほぼアカペラで歌うのがお決まりじゃないですか。それが今回は3人別々の場所に立って、それでもいつものハーモニーを聞かせてくれた。今は別々の場所にいても4人でカルナイなんだっていう主張だった。そうだよね、4人でカルナイだもんね。カルナイの4人が大好き。4人のカルナイが大好きだよ。

今回のことは、わたしたちファンにとってもしかしたら、いやもしかしなくても、経験する必要のない経験だったと思う。つらくて悲しい経験だった。それをポジティブな言葉で描写してまるでいい思い出になったかのように上書きするつもりは一切ない。でも、それでも、カルナイ3人でやり遂げたこのプリライが、蘭丸に対する気持ちと、4人であるカルナイに対する思いがどんなに強いかをわたしに確かめさせた。今回がなかったら、自分がこんなにもカルナイを愛していることを知らなかったかもしれない。だから、今度は4人のパフォーマンスでそれを超える気持ちを感じさせてほしい。

ONLY ONEって、リベンジの曲なんだよね。5thを乗り越えてカルライにたどり着いたように、今日を乗り越えて次がある。それを示すのにこれ以上ふさわしい曲はない。待ってる、という言葉が正しいのか自信はないけど、次があるってずっと思っているからね。