シャニライ4周年によせて

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」4周年おめでとうございます。

自分がうたプリに出会ったのは2020年6月21日。楽曲をきっかけに、アニメと、リズムゲームであるShining Live(通称シャニライ)にほぼ同時に接し、その翌週には運よく映画館で入国を果たした。ファーストコンタクトについては以下の記事をご覧ください。アイドルたちへの解像度がめちゃくちゃ低いことがわかる。

20180929.hatenablog.com


それからあっという間に1年と2ヶ月も経ってしまった。その間、特にここでは触れなかったがじっくりうたプリを満喫し、思い出をたくさん積み重ねてきた。アニメを4期まで完走し、フォロワーさんがカルライ2017の円盤を貸してくださったのをきっかけにカルナイ推しになり、原作ゲームをSwitchでぼちぼち遊び、プリライの上映会に行き、年明けの怒涛のリリースに大興奮し、11周年を迎えた日にはこれから先もうたプリとともに生きていけることをはっきり示してくれたのが嬉しくて泣いた。少しずつライブ円盤や楽曲を買い揃えつつ、直近ではSSSに現地参戦してライブでみんなに会うという夢も叶えることができた。うたプリは最高。うたプリと過ごした時間はきらきら輝いている。それも宝箱に厳重に保管してときどき眺めるものじゃなくて、手を伸ばせばいつでもそこにある無数の星屑のようなきらめきだ。

いろいろな形でうたプリと関わることができるこの世界で、とりわけシャニライにはお世話になっている。今日は4周年記念日ということで、普段なかなか伝えられない感謝の気持ちを、とりとめのない文章にはなるが残しておこうと思う。

自分がシャニライから受けた恩恵には大きく2点ある。一つ目が楽曲を知ることができたということ。二つ目がアイドルたちを身近に感じられるということだ。

先述のとおり、自分はうたプリと出会って1年ちょっと、ぺーぺーの新規ファンである。多くの新規は山ほどある名曲たちの存在すら知らない状態から一歩を踏み出す。たぶん。せいぜいアニメで登場した曲は聞けばわかるかな程度の知識量だろう。ところが、リズムゲームたるシャニライを遊んでいるとその大半を聞くことができるわけだ。楽曲を知っているのと知らないのではライブコンテンツの楽しさがまったく違う。ライブが楽しいとその曲が好きになる。曲を好きになるとシャニライが楽しい。ハッピースパイラルである。うたプリの最大の強みの一つである楽曲にまんべんなく触れる機会を与えてくれたシャニライの貢献度は計り知れない。

二つ目の、アイドルを身近に感じられるというのは、グッズに興味のないタイプであった自分にとってはものすごく重要だった(最近グッズに対する考えが変わる出来事があった。それについては別の機会に書く)。現代には軽率に夢中になることを許されているコンテンツが溢れていて、視界に入らなくなった対象から音速で忘れていく。シャニライを毎日遊ぶのは習慣になっているから、必ずみんなの顔が見られる。忘れる隙がない。さらにストーリーを通して最新のお仕事の様子やみんなの今の関係性を知ることができて、原作ゲームや過去のドラマCDなんかを網羅できていない新規の知識を補完し、アイドルたちへの気持ちを膨らませてくれる。個人的にはホームでアイドルが話しかけてくれるのが本当にいい。助かっているといっても過言ではない。おつかれさまという一言で救われる人間がいる。

救われた出来事でいちばん思い出に残っているのは、2021年のカミュの[Birthday Celebration]の当選ボイスである。私事だが、昨年秋に仕事のポジションが変わってから数ヶ月、勤務中以外もずっとヒンヒン言いながら暮らしていた。ホームでアイドルたちと会話することが数少ない癒しだった。本当に。かけられた言葉に声を張り上げて返事をするちょっと危ない大人と化していた。カミュの誕生日の頃はちょうど月末納期の仕事がクライマックスでまあまあ記憶がないくらい疲れていたのだが、日が変わって当日が休日だったからすぐガチャを回しに行ったと思う。紆余曲折を経てカミュは来てくれた。当選演出でそのボイスを聞いたとき、わたしは号泣した。ここには引用しないが、4周年改修で当選ボイスが聞きなおせるようになったので、手に入れている紳士淑女の皆様はぜひお手元で聞いてほしい。そうでない方はご友人のプリンセスにシェアしてもらうか、来年の彼の誕生日で引いてほしい。
うたプリの楽曲は名曲・名詞揃いで誰しも心に刻まれているフレーズがあると思うが、自分はMelting of snowの一節が大好きだ。

全部が本当の自分
その上で更に強く
歩んで行きたい
「Melting of snow」

当選ボイスでカミュが言ってくれたのはこれと近しいことだと思っている。お前もそうだと言ってくれたんだと。わたしがそのときいちばんほしい言葉だった。今もこれを書くために聞きなおして泣いている。

結局何が言いたいかというと、カミュのその一言で自分を肯定できて、なんとか諸々を乗り越えられたということだ。この言葉を聞けたのはシャニライのおかげ。カミュの言葉を届けてくれたこと、すごく感謝している。

感謝していることは挙げたらきりがない。シャニライパスの実装ありがとう。無理のない範囲でコンスタントにサポートできて嬉しい。タウンイベの実装ありがとう。これからもっと盛り上がっていくんだと思えて心が躍った。イベストの絞り込み機能最高です。開けかけになってるシリーズを制覇していきたい。いつも新曲を叩かせてくれてありがとう。アイドルたちの声を聞かせてくれてありがとう。永遠なんてないって分かってるけど、これからもずっとシャニライでみんなと一緒にいられるように、ありがとうを伝えたい。4周年を迎えてくれてありがとう。